「ホタルの嫁入り」最終回って、どういうこと⁈紗都子をは生きている?
最終話79話ってどういう意味?
ラストシーンは意味深~い内容だったので、個人的な解釈含め解説していきたいと思います。
※完全ネタバレ内容ですので、未読の方はご注意を!
「ホタルの嫁入り」最終回ってどういうこと!?
結論から言うと、ハッピーエンドで完結しました。2人は生きて再会を果たしたのです。
何と言っても語りたいのはラストシーン!!
年老いた進平は、康太郎から受け取った紗都子の手紙に書かれていた
「‥‥ずっと待っています。私たちの家で」
という言葉を胸に、急いで家へ向かいます。
恐る恐る戸を開けると‥‥。
そこには、かまどの前にしゃがむ紗都子の姿がありました。
「あれ?紗都子は亡くなったはずでは?」
思わず「どういうこと⁉」と叫んでしまった読者も多かったのではないでしょうか。
さらに次の瞬間、再び
「ど~ぉゆぅーことーっ!!」
振り返る紗都子、見つめる進平。
2人共若き日の姿だったのです。
あの美しい紗都子の若い姿で「おかえりなさい」
進平は号泣しながら、個人的にも聞きたかったことを聞いてくれましたよ。
「亡霊?」
もちろん、違います!
「ホタルの嫁入り」最終回を若い姿で描かれた意味を考察!
ここは作者・橘オレコ先生が最も伝えたかった場面ではないでしょうか。
実際の2人は長い年月を重ねています。
それでも、あえて若き日の姿で再会を描いたのは、
「失われた時間を取り戻した2人」
を表現しているように感じました。
紗都子は何十年も進平を待ち続けました。
紗都子が進平の両手を思わず握った時なんて、伴侶や家族がいるかもしれないのにと謝ったのです。
長い月日が流れたことを思わせるシーン。
進平は、自分が奪ってきた命への贖罪として旅を続けながら、それでも紗都子だけを想い続けていました。
長い時間は決して無駄ではなく、2人がお互いを受け入れるために必要だった年月だったのでしょう。
だからこそ、最後だけは一番幸せだった頃の姿で描かれた。
これは2人への祝福であり、最大の愛情だったように感じました。
最終回を詳しく解説!⇩⇩⇩⇩
「ホタルの嫁入り」最終回・進平の一途な想い
紗都子を失ったと思い込んだ進平は、生きる意味を失います。
進平は何度も命を絶とうと考え、それでも旅を続けながら生きた理由は、
紗都子が最後まで生きようとしたから。
ボロボロになった紗都子との組み紐をを大切に持ち、人助けをしても礼は受けとらず、紗都子以外の女性を見ることも一度もありませんでした。
最初は”愛が重い男”と描かれていた進平ですが、その一途さは最後まで変わりませんでした。
「ホタルの嫁入り」最終回・紗都子との再会は仕組まれていた⁈
進平が天女島へ戻るきっかけになったのは、
「天女島が解体される」という噂でした。
その噂を聞かなければ、進平は島へ戻ることはなかったでしょう。
島で待っていたのは康太郎。
彼は進平を見るなり「来ると思っていた」
さらに、紗都子から預かっていた手紙を渡しました。
この流れを見ると、天女島解体の噂は康太郎が流した可能性も考えられます。
進平を探すのではなく「必ず戻ってくる」
と信じて待ち続けた康太郎。
紗都子への忠誠心、2人を一番近くで見守ってきた人物だからこそできた優しさだったのではないでしょうか。
※これは作中で明言された内容ではなく、一つの考察です。
「ホタルの嫁入り」最終回・回収された愛が重いプロポーズ!?
第2話で進平は
「俺 ちょっと愛が重いけど 幸せにするよ」
とプロポーズをしていました。
そして最終回の79話。今度は紗都子が、
「離れていた分の私の愛 ちょっと重いかもしれないけれど 幸せにします」
と、返します。
第2話のセリフをそのまま最終回で回収する演出。
まさに最高の伏線回収でした。
抱き合う2人の姿は、長い年月言葉にしなかった愛のすべてが形になったように見えました。
「ホタルの嫁入り」最終回・冒頭の老人は誰!?
「ホタルの嫁入り」物語冒頭2ページ。
ホタルの光が灯る星空の下、肩を丸めた老人が大粒の涙を流し、しわしわのその手には手紙。
最終回で明かされる、
あの老人こそが、進平でした。
後々、物語が進むにつれて進平かな…とは気付いた読者も多かったのではないでしょうか。
わたしも、当初は娘と「父親じゃない?」と、見た目で判断してしまいました(^^;)
しかし、最終回を読んで見返すと、完全に繋がった!と感涙してしまいました!
すべてが一本の線で繋がれていました‼
まさに「完成された物語構成」
長い年月を経て、ようやく許された愛の物語でした。
「ホタルの嫁入り」最終回・紗都子死亡していなかった?生きていた理由とは⁈
桐ケ谷紗都子は生きていました。光春が医者を探して治した。
進平だけではなく、多くの読者も紗都子は「亡くなった」と思っていたはずです。
進平が紗都子のあとを追って…という描写で、紗都子が書いた「明日も生きる」で、我に返ったときは、その進平の心情を思うと、こちらまで胸がチクチクしてしまいました。
その後進平の描写が続き、紗都子に関する描写はありませんでした。
だから、余命宣告も受けていた紗都子は「亡くなった」と思い込んでしまいました。
しかし、光春は紗都子を助けると宣言していたとおり、海外の医師を見つけ出していたのです。
そのおかげで、一命を取り留めました。
だからこそ、最後に進平との再会が実現。
絶望から希望へと『ホタルの嫁入り』らしい、優しく温かい結末だったと言えるでしょう。
まとめ
・ハッピーエンドで幕を閉じました。2人は生きて再会を果たしたのです。
・桐ケ谷紗都子は死亡していません。生きていました。
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