「来世は他人がいい」深山霧島(みやまきりしま)の目的とは?
そして、霧島がクズ野郎と呼ばれ性格は、過去にある?
さらに、吉乃に一目惚れしてしまう?
今回は、霧島という謎深い男について、徹底解説していきたいと思います。
「来世は他人がいい」霧島の目的とは?
染井吉乃に執着し、異様な雰囲気を放つ、つかみどころのない霧島ですが、いったい霧島の目的ってなんなんでしょうか…??
完結に言うと、吉乃を守るためです。
では、霧島の目的に入る前に霧島のプロフィールについてみていきましょう。
霧島のプロフィール
身長:おおよそ180cmくらいですかね…?
吉乃よりも身長が高い霧島ですが、10cmぐらい高いソールの靴を吉乃が履いた場合、吉乃の身長が霧島の身長を抜くかもしれないと作中でいっていました。
高身長っていうことは明らかですね!
誕生日:11月13日
11月13日のさそり座で、18歳。
誕生日を誰かに教えるってことをしなかった霧島ですが、吉乃には教えます。
このことからも、吉乃に対して特別視してるのが伺えますね。
ちなみに吉乃の誕生日は、4月2日でおひつじ座です。
「おひつじ座とさそり座は相性が悪いらしい」という吉乃に対し、
ふたご座がおひつじ座と相性がいいと聞いた霧島は、
「じゃあやっぱり誕生日6月にする」
な~んてことも言っていましたけどね…。
ま~、好きな人との相性はいい方が良いに決まってるし、気になるところではありますよね。
ですが、私の主観ですが経験から言わせてもらえば、星座で相性なんてわかりません。
自分が相手のことをどう感じているのか、想っているのかで決まります。
要は、占いじゃなくて自分の直感が一番自分にとっては正しい答えでした。
では、霧島の目的について紹介していきたいと思います。
染井蓮二からの頼み
霧島は吉乃の祖父・染井蓮二から婚約という建前で吉乃を守ってほしいと頼まれます。
理由は、染井蓮二の息子廣田京介(ひろたきょうすけ)を殺害した人物が春に出所してくるからです(ですが、すぐに消されています)
廣田京介は、婿養子で吉乃の父親。
そこで娘である吉乃にも危険が及ぶと考えたんでしょうね。
さらに、理由はもうひとつあります。
それは、近いうちに桐ヶ谷組で跡目争いからの内部決裂が起こりそうな気がしたからです。
桐ヶ谷組のトップが捕まってしまい、かなり長い間での不在になるため内部決裂になると染井蓮二は予想したのでした。
だから、染井蓮二は霧島に婚約という建前で吉乃と一緒にいて欲しいと頼んだのです。
そして、吉乃と一緒にいたら「自分の命を懸けれるほどの思い」が分かるのかもしれないと…。
ようは、「吉乃のために死ねる」と心の底から本気で思えるかもしれないということです。
まぁ、今の霧島をみていると大丈夫そうですね。
霧島は、染井蓮二からの頼みを引き受けますが、一度引き受けたらもう逃げられません。
吉乃が死ぬときはお前が死ぬときやと思え
その言葉を染井蓮二から受け、吉乃と過ごしていくうちに霧島は自分の中の思いを理解します。
あっ、ちなみに本気で吉乃と結婚したくなったのなら、大学に行って普通に就職してほしいんだそうですよ。
染井蓮二は、吉乃の結婚相手がヤクザなんて認めないようですね。
「来世は他人がいい」霧島の過去には何があったのか?
霧島は子供の頃から周りに上手く溶け込むことができ、”いい子”でした。しかし、本性は狂気的な男だったのです。
小さな頃から周りをよく見て、ケンカがあったときなんかは止めてあげる…。
先生からしたら、優等生でしょう。
ですが、根本的なところは今の霧島とあまり変わっていないのです。
カードゲーム事件
時は小学校時代。
ある日、クラスでAくんの持っていたカードが破られて捨てられていた、ということが起こりました。
そして、Bくんは前々からそのカードが欲しくて何かのカードと交換してくれないかとよく交渉していたそうです。
まぁ、子ども同士のあるあるですね。
こういうことはよくあるような気がするのですが…
これが霧島とどう関係があるんだ?と思いますよね。
それは霧島の母も思っていたみたいです。
学校の先生は、いつもクラス全体をよく見ている霧島なら何か知っているのではないかと思ったのです。
実はその2人、仲があまりよくなくて、カードを持っていたAくんはBくんにしつこく交換してくれと言われており、断ったら殴られていたそうですよ。
カードがあるから殴られる…。
言い換えれば、カードがなかったら殴られない。
「カードは破れてもうないから、これからは殴られずにすむね」
そう笑顔でいう霧島に、なんとくなく予想がつきますよね。
そうです、きっとカードを破ったのは霧島でしょう。
このことから、霧島の母は霧島がやったんじゃないか、と疑いますが父は「理由がない」と否定します。
でも、母は霧島の周りでいつも揉め事が起こっている気がするのだと、いいます。
霧島のお母さん、なかなかするどいですね。
友達と好きなもの
またある日、父は霧島に久しぶりに授業参観に行けそうだということを伝えました。
そして、「お友達を紹介してくれないか?」と霧島にたずねます。
親なら、気になりますよね~。
自分の子供が学校でどんな風に過ごしているのか、どんな子達といるのか…。
そのための授業参観でもありますね。
ですが、霧島には「友達」というのがよく分かりませんでした。
”クラスメイト”ではなく、”友達”という相手が霧島にはいなかったのです。
「クラスメイトとなら、会話はしている」と答える霧島にたいし、じゃあ楽しくないってことか…??って思ってしまいますね。
ですが、霧島は「楽しい」という感情でさえもよく分からなかったのです。
霧島は普段、何を考えて学校生活を送っているんでしょうね…??
そんな霧島ですから、友達の作り方も分かりません。
父は、霧島が習い事の中で空手が好きなように、好きなものが一緒な子や、自分と似ている子、一緒にいて楽しい子と遊んでみてはどうかと、霧島にアドバイスをあげます。
そのアドバイスをもとに霧島は友達をつくろうとします。
応援したくなっちゃいますね!
いじめ
そんな中、霧島は同級生である小鷹が率いるグループにいじめを受けるようになりました。
頭も運動神経もいい小鷹でしたが、一度空手の大会で霧島に負けたがあったのです。
単なる逆恨みからの嫌がらせが始まります。
しかも、学年一可愛い女の子と仲良く下校する姿を見られてしまい、
教科書に落書き、カツアゲ、暴力によって霧島の体はアザだらけ…。
顔にケガができてしまった霧島はそのケガを消そうと、帰りにファストフードに入るのです。
そして、メイクしてる高校生を見つけ、こう声をかけます。
自分の財布から300円を取り出し「落としたよ」といって渡したんです。
そして、ファンで顔にできたケガを消しました。
確かに、人の心理をついてるかもしれません。
だって、親切してもらったらイヤなんて言えませんもんねぇ…日本人は特に。
小学生でこの話術が使えたら将来成功するか堕落していくか、、、どちらかかと‥‥。
家に帰った霧島は、鏡の前で自分のお腹にできたケガを見て「あは!」と笑顔で笑うのでした…。
もうこの時から霧島コワすぎっ!
そこからだんだんエスカレートいていくいじめ…。
霧島の身体は明らかに傷が目立っていきます。
300日記念
小鷹の兄まで現れ、10万を要求したのです。
1週間学校を休んだあと、小鷹たちを呼び出します。
小鷹たちの前に現れた霧島は武器をもっていました。
今まで暴力は一方的に振るわれています。
突然の武器…??
実はその日、霧島が初めて殴られた日からちょうど300日だったのです。
イヤ、なんで霧島はそんなこと覚えてるんだ⁉
毎日数えていたのかな…。
きっと、霧島にとって記念日だったんでしょう。
持ってきた武器の1つを小鷹達の前にだし「1本貸す」と霧島はいいます。
それを使って霧島の事を殴れといいたいんでしょうね。
でも、いじめていた相手が急にそんなことを言ったら、小鷹達は困惑して刃向かってきます。
それを、霧島が殴って蹴って攻撃して、相手を暴力でねじ伏せていきます。
さすが、このころから霧島はとても強かったんですね!!
立場逆転です。
しかし、それならなぜずっと霧島は殴られ続けていたのでしょう???
霧島の強さなら、小鷹達にいじめられることなんてなかったような気がしますが…。
友達
さて、突然ですがあなたは特撮アニメなどでよくある悪役が殴られてしまうのをみてどう思いますか?
殴るほうと、殴られるほう…。
あなただったら、どちらを選びますか??
どちらかといったら、殴るほうを選ぶ人のほうが多いのではないでしょうか。
ですが、霧島は殴られるほうがやりたいのだといいます(これはマゾ野郎と呼ばれても仕方ない…)
だから、霧島は学校で一番暴力の才能がある小鷹を教育したのだといいます。
つまり、暴力の才能がある小鷹が霧島に暴力をふるうよう、霧島自身が誘導したのです。
やっぱり霧島が、一番狂気的ですね。
そんな霧島をみて、小鷹は恐怖で震えてしまいます。
頼むよ
俺のこと失望させないでくれ
そう霧島が言うが最後、小鷹はやられてしまいました。
友達をつくろうとした霧島は、自分と同じ人間をつくれば気の合う人間、友達になるのだろうと考えたのです。
結果、霧島と合う人間は誰一人、いませんでしたね。
「来世は他人がいい」霧島は吉乃に一目惚れ
霧島は中学一年生のとき一人で大阪まで行き、吉乃に一目惚れしました。
友達作りがうまくいかなかった霧島は「楽しい」も「友達」もよく分からなくなり、人生につまらなさを感じていました。
そんな時、霧島の祖父(深山萼の弟)の通夜で、深山萼がフラッと現れたことにより、霧島と出会います。
2人でご飯を食べに行くことになった深山萼と霧島は、ファミレスで話をすることに。
深山萼にも「友達」がいて「楽しい」ということを知った霧島は興味をもちます。
染井蓮二のことでしょう。
霧島も、深山萼の友達(染井蓮二)と友達になりたがりますが、相手はおじいさんです。
それなら、孫の染井吉乃と友達になれるかもしれない?
希望をもつ霧島ですが、相手はヤクザの孫…。
なら、自分もヤクザの孫になればいいってことで、霧島は深山萼のところで暮らすことになります。
そして中学一年生のとき、霧島は一人で大阪まで行き、吉乃に一目惚れしました。
霧島の中にあるのは、純粋に「楽しい」という気持ちと「友達」がほしいという思いだったんですね。
まとめ
●完結に言うと、吉乃を守るためです。
●霧島の子供の頃は、優等生。ですが本性は狂気的な男だったのです。
●霧島は中学一年生のとき一人で大阪まで行き、吉乃に一目惚れしました。
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