アクアとルビーの父親説が多いのがカミキヒカル。
アイを殺害した真犯人では、という意見も多くありますよね。
作中でも、何度か登場しています。
そんな、黒幕説のあるカミキヒカルですが、実はルビーに接触しています。
ですが、もちろんルビーはそんなこと知りません。
なので今回は、ルビーとの接触と目的や過去について徹底解説していきます。
【推しの子】カミキヒカルがルビーに接触⁉
カミキヒカルとルビーは神社で接触します。
映画「15年の嘘」での撮影を終えたルビーは、神社にお参りに来ていました。
私はあまり神社にお参りに行きませんが…。
ルビーは、何を願っていたんでしょうね…？
そのとき雨が降ってきます。
雨宿りをしていたルビーですが、そこにある男が話しかけました。
そう、その男こそカミキヒカルなのです。
ですが、ルビーは目の前にいる男が、自分の憎き人ということなど知りません。
もちろん、カミキヒカルはルビーのことを知っていますよ。
カミキヒカルとルビーは、カミキヒカルが持っていた傘に入って歩きながら喋ります。
ルビーの願い
カミキヒカルがルビーに神社で何を願っていたのかききます。
ルビーは答えが欲しかったんだそう。
「ずっと憎んでいる人がいて、でも最初から悪い人ではなかったと思うから…」
「環境と状況がそうさせたのではないか、でもそれでも絶対に許せない人は居る…」
絶対に許せない人、というのはカミキヒカルのこと。
カミキヒカルは、このときどう思いながら聞いていたんでしょうね。
そして、何が正しいのかが分からなくなったから、神様に教えて欲しくて神社に来たそうですよ。
そのことに、カミキヒカルは「存分に悩んだらいい」と返します。
「自分自身で答えを出して、そうして出した答えを受入れなきゃいけない、誰しもが」
カミキヒカルは、そうルビーに言います。
少し、カミキヒカルの考え方が分かった気がしますね。
さらにカミキヒカルは、「そんなことより君の本当の願いを知りたい」と言います。
ルビーの本当の願いとカミキヒカル
ルビーの夢はアイを超えるアイドルになることです。
カミキヒカルの言葉に対してルビーは「ママの叶えられなかった夢をかなえたい」とこたえました。
そして、
私はママを超えるアイドルになる
と、目を輝かさせて言います。
アイより推してもらえる存在になり、過去をみてる余裕をなくす。
それだけが、皆が救われる方法だと思うと、ルビーは考えています。
そんなルビーをみて、カミキヒカルは「素晴らしい」と言ったのです。
今、ルビーより輝いている存在はいなく、価値のある命だと、そうカミキヒカルは考えます。
この「価値のある命」はカミキヒカルが人を殺すときに感じることですよね。
もしかしたら本当に君の母親よりも――
意味深な言葉を発しながら、カミキヒカルは目を輝かせます。
このとき2人がいたのは階段。
この描写をみていると、カミキヒカルがルビーを落とそうとしたようにもみえるのです。
ですが、黒川あかねが話しかけたことによって、2人は別れていきます。
もし、あかねが声をかけなかったら、どうなっていたんでしょうね…？
【推しの子】カミキヒカルの目的と過去
次に、カミキヒカルの目的と過去について解説していきます。
カミキヒカルの目的
現時点で、カミキヒカルの目的はまだ明かされていません。
ですが、さっきも出てきた「価値のある命」が関係していると私は思います。
カミキヒカルは「価値のある命」を殺したいのではないのでしょうか？？
アイが殺されてしまったあの日は、ドーム公演の日でした。
そして先ほどのルビーに言った発言。
カミキヒカルは「価値のある命」を求めていると考えられます。
では、どうしてカミキヒカルはこうなってしまったのか…。
これには、カミキヒカルの過去が関係していると私は考えます。
カミキヒカルの過去
カミキヒカルは、空っぽで本当の意味で愛されてきませんでした。
映画「15年の嘘」で明らかになったカミキヒカルの過去。
ですが、これはあくまで映画の中の過去なので、本当の過去なのかは分かりません。
それでも、その過去を基に考えていきたいと思います。
ですが、カミキヒカルにとってそれは気色が悪くてたまらなかったんです。
それでも、空っぽなカミキヒカルが誰かに愛される為にすべき事は、それで合っているのだと、正しさも判断できず、ウソをついていました。
そのウソは今まで一度もバレたことがありません。
ですが、アイにそのウソがバレてしまいます。
姫川愛梨の子、姫川大輝はカミキヒカルの子どもでした。
それでも、カミキヒカルはアイを選びます。
「僕の事を捨てないよね？」
「僕の事、愛しているよね？」
そう、カミキヒカルはアイにききます。
ですが、アイはカミキヒカルにウソが通じないから「わかんない」と、素直に答えました。
アイらしいですね。
アイからも、本当の意味で愛されていなかったカミキヒカルは、上原清十郎と会います。
悩みがあるなら聞くという彼の優しさに、カミキヒカルは自分がやってきたことを話します。
これが、姫川夫妻の心中へと繋がってしまうのです。
これらのことにより、空っぽが自分が空っぽではない、価値のある人間だと感じるために「価値のある命」を殺してきたのではないのでしょうか？
まとめ
まとめ
・カミキヒカルとルビーは接触しています。
・カミキヒカルの目的はまだ明らかになっていません。
・カミキヒカルは、誰からも愛されない空っぽな存在でした。
カミキヒカルの過去については、もしかしたら本当の過去が明らかになるのかもしれません。
もし、その過去が明かされるときが来るのなら、その過去をもとにまた考えていきたいと思います。
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